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京都府京都市 S様邸のリフォーム
あたたかな家 ~フラワーハウスおむろ~

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出会い
「私どもとS様との出会いは2005年の春頃。 まだスタッフも少なく、以前の小さな事務所で仕事をしていた時にいただいた1本のお電話からこのリフォームは始まりました・・・ 。お電話でお問い合わせをいただいて伺ったお宅は、敷地西側にとても大きなお庭のあるお花屋さん。 一家3世代がともに暮すために、先代の時代から増改築を繰り返し、 無理に作った階段などは大変上りにくいもので、雨水の排水などもうまくいっておらず、過去何度も浸水をして壁のクロスなどはめくれてしまっている部分も見受けられました。

 
リフォーム ご要望
          
  1. 舗併用の住宅部分と同一敷地内に建つ。専用住居の行き来がしやすくなるようにきちんとつなぎなおしたい(DK⇔西側住居、DK⇔2階)。 土地自体にある高低差をうまく利用したプランを希望 将来お店を夫婦だけで営業するときのことを考えてお店と自宅部分の連絡をよくするお店の将来的な展望は若干計画しているのでその計画を見据えた工事を希望。
  2. 来客が多いので 人をきちんと出迎えておもてなしができるような玄関スペースを確保したい。(玄関には家族の思いでの品物や写真を飾る予定)
  3. 水仕舞が悪いようで、台風などで浸水したこともあるので 水仕舞をきちんとして欲しい。
  4. 1階はワンフロアー。
  5. 床は無垢のフローリング。
  6. 収納を確保。(必要な場所に必要な収納を確保したい)

などでした



傾斜地に建つ2つの建物+無理に作った連結部分。 解体してみると、ずさんな施工をされた基礎や躯体。基礎が普通のコンクリートブロックだったり、あるべきところに柱がなかったり・・・。 具体的にお話が進み始めてから約1年。先日ようやく完成しました。 お子さんたちがそろそろ自分の進む道を見据え始めた今、S様ご夫妻はこれからの夫婦の暮らし方も視野にいれられているご様子。 打ち合わせ中に奥様が“ここは時が止まったような場所だから・・・”とおっしゃられていたのが印象に残っておりますが ご家族のライフステージに合わせてしなやかに変化をしようとしているS様邸。これからも少しずつ姿を変えて行くようです。 お引渡し後間もなく、S様の知人の方が、立ち寄られた折に、 “ここは不思議と落ち着く空間ですね。工事が終わってからこの空間に入るのは初めてなのに、なぜかほっとするような・・・ご家族の気持ちが伝わってくるような、そんなあたたかな場所ですね”と、おっしゃられたそうです。


それでは、御覧ください。

 
 
 
■玄関
およそ50年前に建てられた、向かって右手の店舗併用住居と築15年程度の右手の家。構造も築年数も基本レベルも外観のイメージすら異なる2つの家。
近い将来にそれぞれを再塗装する予定を見据えて今回は、2つの建物を違和感なくつなぐために増築しました。
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当初プランでは片流れ屋根の家を予定していましたが、2棟の高さ関係などから考えて陸屋根を再提案。すっきりとシンプルに仕上げました。
白い壁に明るい茶色の玄関サッシとスカイテラスのウッドフェンスがアクセントになっています。

   

ポーチとアプローチの敷石はもともと使われていたものを再利用。古いものと新しいものがうまく馴染んでいます。手入れの行き届いた植栽が彩りを添えています。
 
 
■ 玄関ホール
来客が多いお宅であることと、2つの建物をつなぐ場所で、動線が交錯しがちな場所であることからも、玄関はゆったりと広くとりました。
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家族で撮った写真や思い出のたくさんつまったものなどを飾ります。
 
 
北側に面する玄関は 方角的に暗くなってしまうため、2ヶ所のトップライトを設けました。
 
 
自然素材を使ってシンプルな空間がご希望でしたので、床はパインフロアー、壁はシナベニヤで仕上げました。

以前に購入されたまま敷く場所のなかったラグもようやくお目見えです。
 
 
 
 
■ 玄関収納(飾り棚・コート掛け)
圧迫感がないように窓より下の部分には戸棚を。上にはオープンシェルフをつけて家族の思い出のものを飾って訪れるお客様たちの目を楽しませます。
窓の下あたりの中央部分はベンチシートにして、玄関はウエィティングスペースにもなります。
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DKへ続く階段の横にはコート掛けを作りました。日常に来ている上着などはここに片付けておけば、玄関もすっきりします。
 
 
 
 
■ 洗面
洗濯流しも兼ねた洗面は深めのものを選び、ハンドシャワータイプの蛇口をチョイス。
どちら白いものを選んで清潔感のある明るい洗面になりました。
壁面にはキッチンパネルを張り、お掃除もしやすくなりました。
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■パントリー
以前は水廻り(洗濯・洗面・トイレ)があったスペースです。
キッチン廻りに収納が足りないとのお話からパントリーにすることに。
   
あげられるだけ、天井高を上げたので階段の次に天井高の高いスペースになり、壁面いっぱい、3面の収納棚を確保。それぞれに奥行きを変えて、物が前後に重ならない収納となったため 片付けたものがどこにあるのか探しやすくなりました。
  
今回、きちんと止水をしたものの、以前、湿度の高い場所だったこともあり壁面には炭シートとすのこ板を張って湿気対策も万全です。
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■トイレ
家の中で広いスペースを占めるわけではないけど“トイレは居心地がよくなきゃなぁ~”とおっしゃるご主人こだわりのおトイレです。
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■階段(2階へ)
ご両親の寝室やベランダにつづく階段です。
以前は狭くのぼりにくい階段でしたがDKと2階の間にある玄関ホールが大きな踊り場の役目をはたし、段数の少ない緩やかな階段になりました。
階段はパインの集成材で作っているので歩行感も優しく、足への負担も軽減されます。
戸建のお家でもプランによっては暗くなりがちな階段ですが、3つの窓を設けて通風と採光を確保。ファサード(外観)にもアクセントを加えています。
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新築当時のベランダのパラペットが残っていたため、階段の壁面に本棚を作りました。
壁にしてしまうとただのデッドスペースですが、大きな本棚一つ分の本が納まりました。
 
 
 
 
■2階洋室
以前はDKからの階段がついていたお部屋です。
スカイテラスに続く窓の下につけた2つのガラスブロックは工事中にまだ壁ができていなかったときに、この部分から、階下の工事の様子を眺めていたというご夫妻のご要望で完全に壁にはせずにガラスブロックを入れました。
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■スカイテラス
増築した玄関の屋根を陸屋根にしてテラスにしました。
この付近には大きな建物物がないので、大きな青空、独り占めです(^^♪
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