横田満康建築研究所 > CRUST > 住まいづくり > ハウスメーカーが無垢フローリングをおすすめしない理由
Crust 住まいと暮らしを楽しくするWEBマガジン
住まいづくり

ハウスメーカーが無垢フローリングをおすすめしない理由

自然素材住まいづくり建築コラムフローリング無垢基礎知識インテリア建材

※この記事は「フローリング材の選び方・種類や特徴|住まいづくりの基礎知識」の続きの記事です。

ハウスメーカーが無垢フローリングをおすすめしない理由

ハウスメーカーはなぜ無垢フローリングをすすめないのか?

生活している中でフローリングは常に肌が触れているところであるため、私たちの設計事務所ではより自然の状態に近い素材として無垢フローリングをおすすめしています。 裸足で歩いた時や寝転がった時の肌触りや風合いなどが格別です。温もりがあり心も落ち着く無垢フローリングですが、住宅メーカーやリフォーム会社では無垢フローリングをあまりおすすめしてきません。その理由についてお話しします。

理由① 営業マンの知識不足のため敬遠される

住宅メーカでは無垢フローリングが標準の仕様としているところは滅多にないかと思います。この標準の仕様以外のものになってしまうとフローリング材の種類が多すぎて把握しきれなくなってきます。また無垢フローリングの場合、樹種によって特徴が様々で、全てを把握していないと説明ができないことから営業マンからは敬遠されがちです。一方、複合フローリング(無垢ではない一般的なフローリング)は商品ごとに特徴がわかりやすくまとまっているので、説明がしやすいという本音もあったりするそうです。

理由② 施工の難度が高いためリスクを回避したい

住宅メーカーでは無垢フローリングの特徴の素材の収縮や反り返りが起こりやすいということから施工の難度が高く、手間もかかり技術の乏しい大工さんが施工すると大変なことになりかねません。できれば施工を避けたいと思うそうです。またクレームの対象になる確率が高いので、営業マンは積極的におすすめすることなくデメリットを強調するのかもしれません。

理由③ 予算やコストの問題

営業マンはお客さんの限られた予算の中でプランを提案する必要があるので、自ら予算を上げるようなことは避けたい…と思う事情があるようです。標準仕様以外のフローリングとなると普段から数を多く仕入れていないので、価格が割高になってしまいます。そのため標準仕様以外の建材をおすすめして予算を上回ってしまうようなプランの提案は敬遠しがちです。住宅メーカーでは無垢フローリングの使用を強く希望し、そのためのコストアップに納得のできるお客さんでないかぎり、無理におすすめする必要がないと考えているようです。

フローリングの種類や特徴を理解して自分にぴったりのものを選びましょう

くつろぎの空間は床材選びがとても重要! - 参考:フローリング材の選び方・種類や特徴 くつろぎの空間は床材選びがとても重要! - 参考:フローリング材の選び方・種類や特徴

無垢フローリングと複合(普通の)フローリングのそれぞれにメリットとデメリットがあり一長一短です。それぞれが持つ特徴が相反し、用途によって向き不向きがあるので一概にどちらが優れているとは判断しにくいものです。フローリング材の選び方を参考にして自分にぴったりのフローリングを選びに役立ててください。

※この記事は「フローリング材の選び方・種類や特徴|住まいづくりの基礎知識」の続きの記事です。

経験豊かな建築家にアドバイスをもらってみませんか!

経験豊かな建築家にアドバイスをもらってみませんか! 出典:住まいづくり勉強会&相談会

「雑誌で見るような自然素材を使ったおしゃれな住まいにしたい!」「家づくりの基礎について勉強したい!」などとお考えの住いづくりの初心者の方を対象に、 世間話しする感覚で気軽に参加できる勉強会や相談会 を開催しています。アドバイスをもらったり知識を身に付けるのにもおすすめです。ぜひ活用して夢の住まいづくりをしてください。

参考:住まいづくり勉強会&相談会

お問合せ 見学・ご相談 メディア掲載 アクセス