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材木の選び方|樹種別の特徴や硬さの違い・木目の種類について

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※この記事は「フローリング材の選び方・種類や特徴|住まいづくりの基礎知識」の続きの記事です。

材木の選び方|樹種別の特徴や硬さの違い・木目の種類について

樹種別の硬さと価格の一覧表

硬さと価格から樹種ごとに大まかな表にしてまとめてみました。これらの特徴を参考に木材を選ぶというのも手段の一つですのでぜひ参考にしてください。

樹種別の硬さと価格表

この表から分かるように硬い樹種ほど価格が高くなる傾向があります。やわらかい樹種は木材として製材できるまでの成長が早く、硬い樹種は木材として製材できるまでの成長に時間が掛かるためです。硬い木とやわらかい木のそれぞれにメリットとデメリットがあるので、高価だからといって一概にも硬い木の方が優れているわけではありません。木の育ち方によって木材の特徴が変わることについては、「針葉樹と広葉樹の違いや特徴」で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。

※原木から製材する際のカットの方向や、木目美しさ、節の有無などで価格は変動しますのであくまでも目安としてご活用ください。

木目の種類 - 板目と柾目とは? 木をカットする方向で木目が変わる

板目と柾目のカットの違い

① 板目(いため)とは

板目(いため)とは、山形やランダムな曲線を描かれている表情豊かな木目の呼び名で、年輪に対して水平方向にカットすると現れる木目です。また、ランダムな木目のため1本の木からいくつも同じ木目がとれません。

② 柾目(まさめ)とは

柾目(まさめ)とは、それぞれの木目がほぼ平行な線で描かれる木目の呼び名で、板目に比べると反りづらく割れにくいという特徴があります。年輪に対して垂直方向にカットすると現れる木目です。また板目と比べて柾目の方が貴重とされています。

木材の表面加工・仕上げの種類について

木材の表面加工・仕上げについて

ノミやカンナなどを用いて木の表面に凹凸(おうとつ)をつける加工のことを“なぐり(名栗)”または、“なぐり加工”と呼ばれています。これを意匠として空間デザインに取り入れることがあります。日本独特の美意識と木工技術が融合し表面加工の技術として発展したその歴史は古く、縄文・弥生時代から始まり現代でもモダンな空間に活かされることがあります。次にそれらを含む仕上げ加工のいくつか紹介します。

1. ちょうな - なぐり加工

ちょうな - 表面仕上げ加工

2. つきのみ - なぐり加工

つきのみ - 表面仕上げ加工

3. まるのこ - なぐり加工

まるのこ - 表面仕上げ加工

4. ヘリンボーンカット - なぐり加工

ヘリンボーンカット - 表面仕上げ加工

5. スプーンカット - なぐり加工

スプーンカット - 表面仕上げ加工

6. うづくり - 表面仕上げ加工

うづくり - 表面仕上げ加工

現代に活かされる日本の伝統 “なぐり加工”

名栗加工の様子 名栗加工の様子 - 出典:YouTube

茶室や数奇屋建築に欠かせない技法である「なぐり」。丸太や板の表面に道具の跡を残し、それを味わいとしてみなすその技法は現代においてもデザインの一つの要素として注目を集めています。

大工が板の表面をちょうなで削っている - 出典:春日権現験記絵 - 延慶2年(1309年) 大工が板の表面をちょうなで削っている - 出典:春日権現験記絵 - 延慶2年(1309年)

なぐり加工に使用される「ちょうな(釿・手斧)」は、大工道具の化石ともいわれ木材の表面の、でこぼこ(凸凹)や樹皮、腐りやすいとされている白太(辺材)の部分を「はつる(そぎ落とす)」道具として古くから使用されています。

※この記事は「フローリング材の選び方・種類や特徴|住まいづくりの基礎知識」の続きの記事です。

経験豊かな建築家にアドバイスをもらってみませんか!

経験豊かな建築家にアドバイスをもらってみませんか! 出典:住まいづくり勉強会&相談会

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参考:住まいづくり勉強会&相談会

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