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ハーフDIYリフォーム(セルフリノベーション)・ マンションリフォーム/兵庫県 西宮市 Yo様邸リフォーム
ナチュラルPLUS2 ~ナチュラルカントリーとジャパニーズスタイルの出会い~
出会い
Yo様とはこんなメールから始まりました。

新築 相談メール

はじめまして、Yoと申します。私は現在大阪府吹田市に主人と二人で住んでおりますが、西宮に中古のマンションを購入するつもりです。築28年の古いマンションです。リフォームが必要なので、インターネットでいろいろと調べているうちに横田さんのホームページを見つけることができました。

主人も私もハウスダストアレルギーで、将来生まれてくる子供たちもアレルギー体質かもしれないと思い、家を持つなら自然素材だけを使ったものにしようと考えております。

二人とも何でもやりたがり屋で、自分のできる部分は自分で施工するという考え方はぼんやりながら持っておりましたので、横田さんのホームページに大変感動しました。

(一番感動したのはカビで悩まされていたお家の押入・クローゼットの通気のための隙間です。私も絶対に「隙間」をつくりたいと思っておりましたので)リフォームに関しては予算が限られているので、できるだけローコストで夢を実現したいと思っています。

主人の知人でリフォームをしている人がいるのですが、予算が○○万くらいで‥・というと、それは無理なのではないかと言われました。まだ物件を見てもらったわけではないので、どういったリフォームを私たちが望んでいるかも伝えてないからかもしれませんが、ふつうのリフォームだとかなりの金額になるのでしょう。

また、その人は今まで自然素材のローコストなリフォームは手掛け慣れていないようでした。なので、例えその人に施工を頼むとしても、自然素材を扱われるのに作れた方のアドバイスが必要なのです。
部屋の大きさは3LDKで64㎡くらいです。-階ですが、半分二階のようになっていて、地下に機械室のようなものがあります。

小さい庭とルーフバルコニー(ふつうこの二つは相反するものだと思いますが)が魅力で、南東と北西と北側 三面に窓があるところもすごく気に入っています。

~後略~

 
リフォーム ご要望
          
  1. 床の無垢材による張替え。
  2. 壁(珪藻土か自然素材のクロス またはペンキによる塗装)
  3. 玄関・キッチン・洗面所・お手洗いなどにタイルを使う。
  4. ウォークインクローゼット。
  5. 無垢材のドア。
  6. キッチンの入れ替え。(最低ランクでいい)
  7. ユニットバスの入れ替え。(最低ランクでいい)

などでした

 
Yo様ご夫婦はリフォームに対して当初からデザインにも素材にもかなりのこだわりがあり空間のイメージなどはすぐに決まりました。

とくに奥様は身につけるもの、洗剤、化粧品に至るまで自然素材でないとだめな方で、商品として市販されていない場合は手作りをされているとのことでした。

またデザインに対してもご夫婦それぞれに好みがあり、お二人の好みを満たしながらひとつの空間としてまとめることが 今回のリフォームのひとつのポイントでした。奥様はナチュラルカントリー、ご主人は古いものに手を加えて利用することがお好みのようで、お手持ちの家具には火鉢と骨董の和箪笥が2つ。「書」もお持ちでした。

このお二人の好みがどのように空間を構成しているのか?!ご覧ください。


それでは、御覧ください。

 
 
■玄関
工事以前は何となくそっけない感じの廊下でした。加えて廊下には窓がなく(マンションは基本的にそうだと思いますが)玄関の扉を閉めると昼間でも灯りが必要でした。

玄関の土間にはテラコツタ、床はパインフローリング無垢)、壁は珪藻土仕上げです。少しでも光を取り込み 明るい廊下になるよう、間仕切り牽にガラスブロックを、またLDKには真夏でも涼しい風が入るので、その風を廊下にも通すために窓をつけました。寝室との間仕切りの壁になるため窓のガラスはチェッカーガラスを使用。まるで街路のように明るく趣のある廊下になりました。

 
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■客間
以前の持ち主がリフォームをされたのかクロスはかなりきれいな状態でした。床にパインフローリング(無垢)を、既存の建具にシナ材を貼りました。大掛かりに手を加えたわけではなく、人間で言うならお化粧をしたといったところですが雰囲気が随分かわりました。
 
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■洗面・脱衣室

お二人のこだわりが結まった部分のひとつ、洗面です。手を抜くと雑然としがちな空間だけにスツキリとおしやれな水廻りをご希望でした。ホワイトタイルと白い陶器の洗面ボール、金物はクロームで統一。甘すぎることなくシンプルで落ち着きのある空間を目指しました。

 
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■LDK
以前はDKと二間続きの和室だった部分の間仕切りを撤去し大きな空間としました。左手奥はご夫婦の寝室ですが、引き戸を開け放てばLDとひとつの室として広々使えます。こうすると3面が外に面し、窓があるため風の通りはバッグン!です。
それぞれのお好みのほかにも、北欧家具が好きということはお二人に共通していましたので、フローリングはパインの中でも北欧パインを使いました。奇抜なデザインはありませんが、シンプルでありながら温もりを感じられる北欧家具のような空間を目指しました。
天井につけた偽木の梁は、弊社施工物件にご案内した折にお二人がやや感動気味に、とても気に入られてつけることに。偽木のこげ茶が空間を引き締めます。
 
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■寝室
以前は暗い雰囲気だった和室でしたが天井を取り去り、高さのある空間に変身。
壁・天井のクロスを白く明るいものにしたことも手伝って見違えるように明るく、気持ちの良い部屋になりました。
 
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■ウォークインクローゼット
奥様が弊社HPで最も感動したといわれる炭シート+スノコ板仕上げです。これだけでも随分通気はいいはずなのですが、もともと押入だった部分につくったということもあり、窓がないため足元に通風孔を設けました。LDの収納との間仕切壁なので、たて格子の建具と合わせてこちらもスノコ状に機能を持たせつつ、デザイン性の高い通風孔になりました。
 
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■食器棚

LDKの中でもひときわ目を引く背の高い建具のついた収納棚です。お二人は 生活感があらわになるものはリビングにはおきたくないとのことで、PCやその周辺機器、FAX、ステレオなどをひとまとめに置いて、使わないときには目隠しを。

中央はカウンターとして、PCをお使いいただけます。カウンター上部にはダウンライトが入っているため、絵などを飾れば収納棚には見えませんね。

 
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■キッチン

以前はキッチンというより、正に“台所”孤立しているわけではないのにどことなく暗い印象でした。以前のキッチンではダイニングから丸見えな上に収納力不足でした。そこでダイニングとのゆるい境界をつくるためにも両面から使えるアイランド型の作業台を作りました。

 冷蔵庫は壁で囲い、ダイニングからは見えないように。また、アイランド型の作業台の中に家電を収納するため意匠的にキッチンに似合わないような調理家電だったとしても気に
せず使えます。

 壁側の天板は特注のステンレス製です。Yo様は機能素材としてステンレスを選ばれたわけですが、ステンレスがホワイトタイル×パインのキッチンのスパイスとなり、甘くなりすぎないシンプルキッチンに仕上がりました。

 
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この建具、日本の伝統的なたて格子のデザインです。完全に隠すような建具にすると 圧迫感がでてしまうことと、骨董の和ダンスや火鉢に合わせて和のデザインにしました。

白木でつくったことにより、空間とも違和感なく仕上がりました。
 
 
 
■パントリー・収納ワゴン
食品のストックや普段あまり使わないような物を収納するため、
小さいながらもパントリーを作りました。間口は半間ほどしか取れないため、
奥に棚をつけて背の高いワゴンを入れることでロスなく収納として使えるようにしました。
 
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ワゴンは収納力を優先してH=1200と大きなものにしました。奥行きはパントリーいっぱいにしたのですが、奥行きが大きすぎるとかえって使い勝手がよくないため、両側から使えるようにしました。また、最下段はワイン好きのお二人のためにワインラックになっています。フルオーダーのキッチンですが、家具工事ではなく現場で大工さんが作ったため驚くほどローコストに仕上がりました。料理好きのお二人がお休みの日に、腕を振るう姿が目に浮かぶようです。
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■ディティール
玄関すぐの廊下の壁です。
玄関の項でもご紹介したとおり通風と採光ためガラスブロックと室内窓をつけました。
廊下と洗面のスイッチプレートは、Yo様が手配されたこだわりのスイッチプレートです。

DIYで塗っていただいた珪藻土の壁の、面白みのあるテクスチャがダウンライトのやさしい光でよい表情を見せています。余談ですが、お引渡し間近の頃、ご主人がお仕事の帰りに現場に立ち寄られたときに、現場に足を踏み入れて照明のスイッチを入れると、”この空間に鳥肌が立ちました”とか。ローコストリフォームであったこと、またお二人がやりたがり屋さんであったことなどから壁の珪藻土はDIY施工としましたが、ご自分たちの家創りに積極的に参加されたということで、愛着もひとしおの様です。
 
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