横田満康建築研究所 > 住宅建築用語辞典・まめ知識集

住宅建築用語辞典・まめ知識集

設計の打合せをしていきますとたくさんの建築用語が出てきますね。ここでは住まいづくりに役立つ建築関係の用語や豆知識を簡単の解説していきます。用語の追加のご要望や知りたいことや聞きたいことがありましたら、お気軽にメールにてお問い合わせください。

慣習

建材・工法・構造

その他




慣習

地鎮祭じちんさい

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 工事を始める前に敷地を祓(はら)い鎮める祭事のことです。 敷地の中ほどに四本の青竹、斎竹(いみだけ)を立てて、しめ縄を張り、 中央に祭壇を設けて神事を行います。施主、工事関係者が参会して、神主が儀式を進行させます。施主はお供物と神主への謝礼が必要。 お供物については神社の方が用意してくれる場合が多いです。野菜、果物、魚、酒、水、塩、米をそろえて祭壇 に祭ります。 謝礼の額は5万円程度が多いですが、神社によって金額が違いますので注意が必要です。「初穂料」や「玉串料」と書いたのし袋に入れてお渡しすることが多いです。

上棟【棟上】式むねあげしき

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 軸組工事の最後に棟木を上げるときに行う儀式です。 「建前(たてまえ)」とも言います。工事の無事を祈念する、職人さんたちの儀式という意味あいを持っています。 棟梁が取り仕切る場合が多いです。棟木を上げ終わった後、その上に丑寅(北東)に向けて「幣束(へいそく)・ごへい」を立て、 破魔矢を飾って魔除けとし、四隅の柱に酒・塩・米をまいて清める。式の後は「直会(なおらい)」と呼ばれる宴席をすることが多いですが、 今は飲酒運転などの問題で宴会をすること が少なくなりました。また地方によっては、お餅やお菓子などを撒いてお祝いをします。 施主から工事関係者へ祝儀渡すことが多いです。




建材・工法・構造

アスベスト

アスベストとは

天然の繊維状けい酸塩鉱物。構成によって青石綿(クロシドライト)・茶石綿(アモサイト)・白石綿(クリソタイル)などに分類される。特に青石綿・茶石綿は毒性が強い。耐熱性に優れ曲げや引っ張りに強く熱・電気絶縁性があり耐酸性・耐アルカリ性にも優れています。逆に言えば、熱や薬品で分解することが困難。繊維が極めて細い為に飛散しやすく人が吸入してしまう。

アスベストはなぜ危険なのか

飛散したアスベスト繊維を人の体内に吸い込んでしまうと様々な疾患を引き起こすといわれています。代表的なものとしては肺の奥にアスベスト繊維が刺ささり肺が繊維化してしまい働きが悪くなる石綿肺(潜伏期間15~20年)や 肺がん(潜伏期間15~20年)。そして「肺を取り囲む胸膜」や「肝臓」や「胃を含む腹膜」や「心臓などを覆う心膜」に発症する癌(がん)の一種で中皮種(潜伏期間20~50年)などがあります。これらの疾患は潜伏期間が15年から50年とされているので、これから本格的に発病するといわれています。

引用:アスベストとは?石綿による健康被害のメカニズム


基礎きそ

建物にとって大切な部分ですね。人間で言いますと脚みたいかな?大地に家自体をしっかりと支えている構造体と考えてください。 詳しく言いますと建物の重さを地盤に伝えるために最下層に設ける構造部分のことです。住宅の基礎は、地盤の上にそのまま載せる 「直接基礎」と、円筒状の杭で支える「杭基礎(深基礎)」の2種類があります。 地盤の良いところでは直接基礎、軟弱地盤では杭基礎を用いることが一般的です。 ただ、小規模な一戸建て住宅の場合は、軟弱地盤でも、地盤改良をして布基礎やベタ基礎などの直接基礎にすることが一般です。


<今の住宅の主な基礎> 

直接基礎   → 布基礎  
直接基礎   → ベタ基礎 杭基礎  
     → 既製杭基礎
     → 場所打ちコンクリート杭


基礎の簡単な歴史

古来からの石基礎
古民家や京町家などの古い建物に使われています。ひとつ石基礎やカズラ石基礎(柱の下にある石)高床式住居も同じような工法で建てられています。

昭和20年頃~   低板のなしの無筋基礎 I型基礎
昭和35年頃~   低板付の無筋基礎  逆T字基礎
昭和54年     建築基準法大改正
昭和55年~    鉄筋入り基礎の追加(やっと鉄筋入り基礎が法律で)
          低板の無い無筋の廃止
          無筋基礎の廃止
          ベタ基礎工法の普及
平成12年~    建築基準法大改正
          基礎の大きさや鉄筋の規定などが法制化
          ベタ基礎が一般化し始める

(少し省略して簡単に書いてみました)


簡単な基礎の種類

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口<ひとつ石基礎>

地盤の上に石を置いてその上に柱を施工します。
古民家や庄屋作りの建物などで今も残っています。






京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口<カズラ石基礎>
   
カズラ石の上に柱・土台を施工します。京町家によく使われていた工法ですね。



 

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口<布基礎>

建物の壁面に沿って連続して設けられた帯状の基礎のことです。断面が逆T字形になっています。「布」は、建築用語で水平に連続していることを意味しています。フーチング(基礎底盤)がつながっているので「連続フーチング基礎」とも言います。




京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口<無筋布基礎>

中に鉄筋の入っていない無筋コンクリートの基礎のことです。昭和56年以前の住宅の基礎には鉄筋が入っていないことが多く、大きなひび割れが発生しているケースもあります。この場合放置しておくと地震時に基礎が曲げ破壊され、建物に甚大な影響を及ぼし倒壊に至ることがある。



京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口<ベタ基礎>

建物の底面全体にわたってコンクリートスラブ(床板)を敷きつめる基礎のことです。 「べた」は、建築用語で全面にコンクリートを打設することを意味しています。 「マット基礎」「ラフト(いかだ)基礎」ともいう。直接基礎の一種。やや地盤の弱いところでも不同沈下を起こしにくい。 阪神・淡路大震災以降は通常の在来工法の木造住宅でも増加してきています。2×4工法やプレハブ工法では、べた基礎が一般的です。


鉄筋てっきん

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 鉄筋コンクリートの建物や基礎などに使う構造用材料です、引っ張る力に弱いコンクリートを補強するために使われる棒鋼(棒状の鋼材)です。 主に、断面が円形で表面が滑らかな丸鋼と、コンクリートの付着をよくするために表面にリブや節などの突起をつけた異形棒鋼(異形鉄筋)がある。 鉄筋同士をつなぎ合わせる方法には、針金で巻いて縛る重ね継手、加熱して接合するガス圧接法、ネジでジョイントする機械式継手などがある。 施工によって使う鉄筋の大きさはいろいろあります。


コンクリート

建築分野では、セメント、水、砂、砂利などの骨材を混ぜて練り合わせたものです。この他、現場の施工をしやすくするために、 特定の性質を与えるために混和材料を混ぜるのが一般的です。硬化する前のフレッシュ・コンクリートを型枠に打ち込むと基礎などが出てきます。 水とセメントの割合など、混ぜる材料の調合の仕方で強度が変わる。

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 <生コン>
工場生産され、ミキサー車で現場に運ばれるコンクリートのこと。「レミコン」ともいう。生コンの品質は、 水分量と関係する軟らかさ(スランプ)と空気量で表される。長時間固まらないようにミキサー車で規定以上の水を混ぜたものを俗に 「シャブコン」と呼び 今問題になっています強度が保っていない建物や基礎に使われていることが多いみたいです。



土台どだい

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 軸組最下部の水平材で基礎の上に施工する材料です。 柱の下端を連結し、柱の不同沈下を防ぎ、上部からの荷重を基礎に伝えます。柱の取り付け位置や、土台の継手から15cmぐらい離れた所と 途中4m間隔以内の所をアンカーボルトで緊結します。これは、風圧力や地震力等の水平荷重による浮き上がりや移動を防ぐためです。 今ではアラミド繊維工法などで緊結されることもあります。 良く使われる材として 檜・ヒバ・または防虫防腐材を加工された木材が多いです。これはシロアリなどの被害にあわない為に使われます。 今は基礎パッキンなどを用いて、床下の通気を行う方法が一般化されています。以前は基礎に直接開口部を空けて通気していましたが 基礎耐力が落ちる為行われることが少なくなりました。


スケルトン・インフィル住宅すけるとんいんふぃるじゅうたく

スケルトン・インフィル住宅とは戸建てや集合住宅を問わず、建物のスケルトン(梁や柱などの構造躯体の部分)とインフィル(住戸内の内装や設備などの部分)を分離した工法で建設された住宅のこと。スケルトンとインフィルの頭文字を取って「SI住宅」とも呼ばれることもある。また、分譲マンションなどの集合住宅に多く見られる。

【新築を建てるなら長寿命住宅!】スケルトン・インフィルという工法について 出典:スケルトン・インフィル(SI住宅)について - 長寿命新築住宅のメリット

建築の構造部分の耐用年数は内装や設備と比べるととても長く、旧来の日本では「内装の耐用年数=建築物自体の耐用年数」という高度成長期の考え方が根底にある。しかし、欧米諸国のように数百年の耐用年数を誇る戸建建築の考え方を応用し構造躯体(スケルトン部分)を強固に作り耐震性を高め、外装や内装(インフィル部分)を簡単に入れ替えしやすいように設計することでコスト的に優れた長寿命の住宅を作れるというメリットがある。

参考・出典:スケルトン・インフィル(SI住宅)について - 長寿命新築住宅のメリット


京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 柱は、床屋根などの上部荷重を土台に伝える鉛直材で2階建では1本の材を用いる通し柱と各階に設ける管柱があります。柱の太さは建築基準法、構造計算によって異なります。柱の上部、下部は土台、軒桁、胴差しに差し込みます。 良く使われる柱として、檜、杉、構造用集成材などが多いです。


筋交すじかい

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 地震力や風圧力などの水平荷重による軸組の変形を防ぐために対角線方向に入れる部材で、建物全体を強固にするために必ず入れます。 釣り合いをよく配置し、ねじれを生じないようにします。耐力壁として 大切な部分です。 簡単な比べ方ですが、以前建物(昭和54年以前)の耐力壁と今の耐力壁は約2倍の数値で考えられています。(基準法最低基準と比べて)



パッシブハウスぱっしぶはうす

パッシブハウスとは、建物の性能を上げて極力エネルギーを使わなくても快適に暮らせるようにする環境先進国のドイツで生まれた住宅の省エネ基準で、世界中で普及しはじめている。アクティブな冷暖房器具が不要であるという意味合いから「パッシブ(passive:受身の)」の名が付けられた。また、極力エネルギーを使わなくても快適に暮らせるように考慮した空間デザインを総称してパッシブデザインやパッシブ住宅と呼ぶこともある。

快適+節約!涼ecoな家の基本 出典:快適+節約!涼ecoな家の基本

太陽光や風や植物など様々な自然環境の力を利用するだけでなく断熱材や窓など各建材の性能やソーラーパネルなどのテクノロジーを利用するなど方法は至って多岐にわたり、気候や風土などの環境に合わせた設計をしなければならないので豊富な知識や経験を必要とされる。日本の省エネ住宅に対する考え方はヨーロッパ各国の環境先進国と比べるとかなり遅れている。

参考・出典:快適+節約!涼ecoな家の基本


木工事もっこうじ

木造の骨組みを作る軸組・床組・小屋組の工事及び造作工事などを指します。時間、コストともに一番比重の大きい工事です。大工が中心になって住宅の骨組みを木材で造っていくのが木工事です。手順としては大まかに、1.現寸矩計図作図、2.墨付け・加工、3.基礎工事・土台据え、4.建方、5.ゆがみ直し、6.筋かい、7.屋根ぶき、8.床組み、9.内部造作工事となります。 土台、柱、梁、桁、小屋組み、敷居、鴨居、床下地張りなど、加工された木材を、それぞれの場所に適切にはめ込んでいき、家を形づくっていきます。


はり

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 梁とは、構造材のひとつで、柱と柱の間をつなぐ水平材。正確には、柱の上に桁と呼ばれる木材があり、この桁と直角に渡される水平材のこと。

木造建築では、一般的に梁間方向というと、建物の奥行のことをいい、「梁間5間」などと表現する。もっとも外側の妻側にある梁を「妻梁」、 家の内側にある梁を「本梁」などと、どこにかかっている梁かで、さらに細かい呼び名があります。

梁は、木造建築に限らず、マンションなどの建築に用いられるラーメン構造などの建築物でも、構造上、非常に重要な役目を果たすが、 付梁といって、天井に意匠のために取り付ける梁もあります


京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 (偽木梁)
当事務所でも良く使いますが、ポリウレタンなどで作られた梁 見た目は、木材とほとんど変らない。当事務所で使っているのは フランス製です。


フローリング
フローリングイメージ フローリングとは、床を覆うための木質系の素材、およびそれらを用いた床のこと、と定義されています。日本農林規格(JAS)では、フローリングは2種類に分かれており、「単層フローリング」「複合フローリング」に分類されています。
「単層フローリング」がいわゆる「無垢材」にあたり、「複合フローリング」を主に「フローリング」と呼んでいる場合が多いです。一般的に家庭に多く普及しているのは複合フローリングです。

参考:フローリング材の選び方・種類や特徴

剛床(ごうしょう)
建物が地震を受けると、建物が傾くのと同じように、床も歪もうとする力が生じます。剛床(ごうしょう)とは、建築構造物における床のうち、風荷重・地震荷重などの水平荷重(横からの力)に対して、無限の剛性と耐力を持ち、絶対に水平方向に変形することのない床のことを指します。

床暖房
床暖房イメージ 床暖房とは、床下に発熱体を敷き、部屋を暖房する暖房方法のこと。発熱の方式には、温水を循環させる温水式と、電気発熱体を使用するものがある。

床から放射される輻射熱で部屋を暖める暖房なので、 室温はそれほど高くなくても穏やかな暖かさをもたらし、室内の上部と下部の温度差がエアコンによる暖房に比べて小さく、 室温にムラがないなどの特徴がある。また、空気を汚さず風を出さないため、ホコリやダニの死骸などのハウスダストが舞い上がるのを防ぐ特徴もあり、 取り入れる住宅が増えている。主にリビングやダイニングで採用されることが多いが、最近では廊下やトイレにも設置できる。 マイナス面としてあげられるのは、導入する際の費用がほかの暖房設備に比べて高いことや、立ち上がりに数分から数十分かかることである。


耐力壁

耐力壁とは、建築物に風や地震による外力がかかった場合、その水平力を支持するために構造を支持する壁のことです。 建築基準法第20条の規定に基づいて、このような要件を充たす壁を耐力壁と言います。 耐力壁の構造は、建築基準法により詳しく規定されていて、木造軸組工法では、柱・梁・筋かいから構成される壁は耐力壁となります。 また すじかいの大きさや数で壁の倍率が変ってきます。

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 また枠組壁工法や面材を使った在来工法は、構造用合板、パーティクルボードなど、一定の面材を張った壁は筋かいがなくても、 耐力壁となってきます。なお、建築物の形状や面積により、どれだけの耐力壁が必要かという基準のことを、必要壁量といい、 この必要壁量の計算方法も建築基準法に規定されている。 簡単ですが 倍率とは耐力壁の強さと考えてもいいでしょう。


耐震金物たいしんかなもの

壁や柱、梁、土台の接合部を補強する金物のことです。金物により補強することで、壁や筋交いの力が発揮できます。接合部がしっかりと固定されていないと、地震の際に柱が抜けたり、土台が外れてしまったりして、地震の際には家屋が耐えることができなくなります。それぞれの接合部に適した接合金物で補強することが重要です。


コボット

コボットの写真イメージ バツ字の棒とそれを四隅で支える特殊な金物のことを「コボット」と言います。コボットとは、オールステンレスの耐震補強システム金物です。国土交通省大臣認定を受けており、多くの自治体、公的機関、大学から認められた優れた耐震金物です。耐力壁と同じ性能を発揮するコボットは、耐力を持たせたいけれど、壁で塞ぎたくない、といったようなケースの時に活躍してくれます。建物の強度面、お部屋の環境面、両方を満たしてくれるという点で、横田建築でもよく使用します。


床下防湿、床下換気ゆかしたぼうしつ、ゆかしたかんき

建築基準法では、床下に湿気が上がってこないように床下に防湿の措置をすることが義務づけられています。厚み60mm以上のコンクリートを打つか、あるいは防湿シートなどを敷くことが一般化されています。床下に湿気が充満し、換気による抜け道がないと、建物の床下は、カビと結露が発生し、土台の木が腐りはじめ、室内にはカビと湿気が進入してくるため、床下の防湿と同時に床下換気も必要となります。 品確法では、防湿フィルムを床下全面に敷き込むか、厚み60mmのコンクリートを床下全面に設けることが義務づけられています。ちなみに木造住宅で1階の床の高さが地面から45cm以上あり、 床下換気口が5mごとに設けられている場合、建築基準法において床下防湿の規定はありません。


小屋裏換気こやうらかんき

最近の住宅は、在来木造住宅においても気密や断熱性能が著しく向上しています。その結果、小屋裏(屋根裏)内部での結露の発生が大きな問題となっています。結露すると梁や垂木、野地板等の構造体の腐朽による耐久性能の劣化や、断熱材の濡れによる断熱性能の低下、カビの発生等をもたらすことになります。また、日本の夏の屋根裏は暑いときには60℃近くに達します。太陽に熱せられた屋根材が高温になり、その直下にある小屋裏が熱気や湿気が滞留しやすい空間になります。この熱気や湿気を滞留させないために設置するのが「小屋裏換気」です。住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書の基準では、屋根断熱といわれる屋根裏面に直接断熱材を仕込む断熱方式の場合は、小屋裏が室内空間扱いとなり小屋裏の換気措置は必要ではなくなりますが、天井裏に断熱材を敷き込む天井断熱方式の場合には必須の換気システムです。


木造軸組工法もくぞうじくぐみこうほう

古くからある伝統的な家づくりの工法として使われており、在来工法とも呼ばれています。木の土台の上に柱と梁で骨組みを組み、斜めに留める「筋かい」という材で補強して、地震などの横からの衝撃に耐える構造になっています。柱や梁、筋かいの接合部には専用の金物を使用して強度を高めています。壁で支えるツーバイフォー工法とは違い、木造軸組工法は柱と梁で支えているのが特徴です。メリットとしては、間取りの変更や増築する場合に比較的容易に変えることができます。木造軸組工法は、「木の家にしたい」「間取りにこだわりたい」という方におすすめです。システム化されていて工期が短いツーバイフォー工法とは違い、木造軸組工法は大工が柱や梁を組み上げていくのでその分、時間がかかってしまい工期が長くなるというデメリットもあります。


ツーバイフォー工法2x4工法

ツーバイフォー工法とは、木造建築の工法の1つです。正式には「枠組み壁工法」と呼びます。ツーバイフォー工法は、2インチ×4インチの大きさの材料を基準として、統一された規格の大きさ数種類の組み合わせで、家の骨組みを構成していきます。材料の大きさの規格が世界共通となっているため、大幅なコストダウンができますが、間取りの変更が困難であることなど、デメリットもあります。メリットとしては、従来工法の木造軸組構法とは異なり、現場の大工さんの腕によって家の出来上がりの善し悪しが左右されにくいので、大工さんを選べないハウスメーカーに注文する時には大きなメリットになります。


外壁通気工法そとかべつうきこうほう

木造住宅の外壁の中は、室内からの湿気が入り込んだり、あるいは断熱材の欠損があると壁内結露(内部結露)を起こす可能性が高いとされています。事実、今までの軸組工法や2X4工法でも寒冷地を中心として、壁内の湿気による結露やカビが発生する事故が過去に多く報告されています。この壁体内結露は、結露によって壁内の木材が腐って建物の耐久性を低下させたり、表面的には室内側の石膏ボードの裏面からカビが発生し、どす黒いカビとなって視認出来るほどのカビが発生し、室内環境そのものも不衛生な状態となっていきます。このような状態を改善するために壁体内の湿気を外部に放出する手段として『外壁通気工法』という方法が開発されてきました。この方法は、壁体内の湿気を透湿防水シートという材料で壁を覆い、外壁材との間に外気が流れる層をつくることによって、壁内の湿気を透湿防水シートから通気層を通して外部に放出する方法です。


断熱材

断熱性能について ちょっと比べて見ましょう。

(1)木5cmの厚み (2)水20cmの厚み (3)レンガ20cm厚み  (4)コンクリート55cmの厚み (5)空気の厚み8mm

さて 一番断熱性能良いのは?
実は、全部断熱性能は一緒です。

ビックリするような、結果ですね。
ここでは、一般に良く使われています。断熱材の説明をしたいと思います。

グラスウール
リサイクルガラスなどを高温で溶かし、細い繊維状にした断熱材です。床、壁、天井と住宅のほとんどの部位に使用でき、厚みが増し、密度が高く繊維糸が細くなるほど、優れた断熱性能を発揮します。柔軟性に富み、木材の乾燥や収縮に対応でき、柱と柱の間に隙間なく施工していく充填断熱工法に適してします。無機質なので燃えず、有毒ガスも発生しません。また、高温多湿な状態に長く置かれていても劣化しにくく、吸音性にも優れています。費用対効果の高い材料として支持が高く、断熱材・吸音材として日本の木造住宅で、もっとも多く採用されています。

ロックウール
玄武岩、鉄鋼スラグなどを高温で溶かし、細い繊維状にした断熱材です。床、壁、天井など、住宅のほとんどの部位に使用でき、650℃以上の熱にも耐えられるほど熱に強く、有毒ガスも発生しません。また、吸音性にも優れ、住宅用途以外にも、工場・プラント等の断熱材、防火材、吸音材、緩衝材として使用されています。

羊毛断熱材
毛断熱材とは、天然素材の羊毛から作られた断熱材です。メリットとしては、調湿性があるので、壁内結露を防ぎ、自然素材なのでホルムアルデヒドなども発生しません。また、撥水性があるので、水分を吸ってその重さでずり落ちるような事もなく、吸音性能に優れているので、屋内外の騒音を抑えます。ただ、価格が高価で、グラスウールの倍ほどします。

セルロースファイバー
パルプ、新聞古紙などを綿状に粉砕し、防虫・防火対策などのためにほう素系薬品を添加した断熱材です。1本1本の繊維の中にある空気泡が高い断熱性を発揮します。機械を使って柱と柱の間などに吹き込み、または吹きつけます。筋かいが通るような施工がしにくい場所でも確実に断熱材を入れられるのが特長です。また、木質繊維のため素材そのものが湿気を吸収・放出することから、結露が起きにくいというメリットがあります。吸音・防虫効果があり、防火性にも優れています。

発泡ポリスレンフォーム
発泡ポリスチレンフォームとは、発泡プラスチック系の住宅用断熱材としては最も一般的に使われていて、ポリスチレンを主成分として、難燃剤を混ぜて発泡させ、成形したものです。押出法ポリスチレンフォームとビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)の2種類の成形法があります。昔は発泡の際、フロンガスを使っていましたが、現在、住宅用のポリスチレンフォームにはフロンガスは使われていません。グラスウールやロックウール等の繊維系の断熱材とは違い、水や湿気に強く、断熱性能も高いのが特徴です。ポリスチレンフォームとは、発泡プラスチック系の住宅用断熱材としては最も一般的に使われていて、ポリスチレンを主成分として、難燃剤を混ぜて発泡させ、成形したものです。

炭化コルク
炭化コルクとは、炭化させることで、コルクのもつ高い断熱力をさらに強化させた断熱材です。その特徴としては、自然素材、弾力性、吸音性、消臭性、調湿性などがあげられます。ダニに対しても、高い忌避効果を発揮します。ホルムアルデヒドを出さないのでシックハウスの方にも安心です。


麻の繊維は、蜂の巣状、多孔性、毛細管状です。空気中の湿気を拘束し、湿度が下がると拘束している湿気を放出します。空気中の湿気が結露するような障害がないので、断熱材に結露することはありません。 また木材と同じく基礎繊維の細胞構造が蜂の巣状になっています。 そのため空気を含み易い構造になっていることが、断熱性に優れる理由です。


遮熱材しゃねつざい

太陽の光に含まれる赤外線を反射することで、熱を遮ることを遮熱といいます。通常の壁材や屋根材は、太陽の光があたると輻射熱が生じます。この熱は太陽の光に含まれる赤外線波長によって生じるため、空気がなくても伝わります。そこで、この赤外線を反射する建材を用い、室内に熱が伝わりにくくすることが遮熱です。


自然素材

昔の日本家屋は木・土・石・紙などの自然素材で造られていました。近年新建材等を活用することで、シックハウスなどのアレルギーを呼び起こす状況も出ており、改めて自然素材の良さが見直されています。また効果だけではなく、その自然素材が出すデザインや風合いの良さも人気の一つになっており木目・木肌の美しさ、漆喰や珪藻土など塗り壁の風合いなど工業製品では創りだせない本物の美しさがあります。
自然素材の家というと、どんなイメージでしょうか。建築の専門家であっても自然素材の家というと、「自然」の範囲が広すぎて、なかなか定義付けが難しいのが現状です。 一般的に世間で言われている自然素材の家とは、シックハウス症候群や化学物質過敏症を防ぐために、ビニールクロスや、合板フローリング、塩化ビニールシートなどの化学物質を含んだ素材を使用しないで建てた家のことをいいます。
自然素材の家を建てようと思われたら、自分の思い描いている自然素材の家と、一般的に言われる自然素材の家、そして依頼する会社や建築家のイメージしている自然素材の家の3つをすり合せ、自身の思い描いている「自然素材」にズレがないか確認することが大切です。


参考:自然素材の家・建材の種類や特徴|注文住宅・リフォームの基礎知識


土壁つちかべ

土壁イメージ写真日本古来からある土壁は材料すべてが自然からできており、夏は涼しく、冬は暖かいと言われ、呼吸する壁として親しまれてきました。一般的に言われている「蓄熱作用」や「調湿作用」に加えて「防火作用」、「防音作用」にも優れています。
また、漆喰などと同様に自然素材のため現代大きな問題とされている「環境にも優しい」ということも大きな特徴です。

珪藻土けいそうど

珪藻土イメージ写真 プランクトンなどの藻類の死骸が海底に堆積してできた粘土状の泥土で、白色、淡黄色。多孔質で吸水性に富む。もともと磨き粉、耐火材、 ダイナマイト、七輪などの材料に使われてきたが、凝固剤や繊維を調合した塗り壁用の材料が開発され、住宅の内外壁仕上げ材としての使用が増えている。 断熱性、調湿性、吸臭性などがある。また、シックハウス対策のために室内の化学物質の吸着や、床下の吸湿対策として注目をあびている。 今はDIYで簡単に施工できる方法があり、コストもクロスを貼るより少し高いぐらいで済む事もあります。

参考:自然素材の家・自然の恵みを活かす住まいの基礎知識


漆喰壁しっくいかべ

漆喰壁イメージ写真 漆喰とは、消石灰を主原料とし、これにフノリ・ツノマタなど膠着(こうちゃく)剤、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて、 水で練り上げた塗り壁の材料です。 防火性が高いのが特徴で、古くは財産を守るため土蔵や塀に使われていました。また、調湿機能も持ち、季節の変化に耐え、 カビがつきにくいという性質有り今良く室内用壁として使われています。 ホタテ貝殻などを使った壁材も出てきています。


コンパネ・こんぱね

コンパネとは、コンクリートの型枠用としてつくられた合板。耐水性が高くコストが安く、木工事でも使漆喰壁イメージ写真用される。コンクリート型枠として使う場合は、樹脂塗装などをして転用回数を増やすこともある。ただ、表面は粗く、反りも大きいことから内装材には不向き。


構造用合板・こうぞうようごうはん

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 構造用合板とは、建物の躯体を支える構造として施工される合板のこと。建物の構造上重要な部位に使用する合板をいう。 合板とは、薄くスライスした単板を数枚、接着剤で張り合わせたもので接着剤の種類で特類などに分かれます。 単板の繊維方向が1枚ごとに交差するように張り合わせることで、強度を高めた材料である合板といいますが、 これを構造躯体に使えるようにさらに強度を高めたものです。あるいは、構造躯体に使用している合板のこと。 具体的には、軸組工法や枠組壁工法の木造建築物で、耐力壁、床板、屋根の野地板などとして使用されている。

構造用合板には、JAS規格によって、接着剤の等級や表面の品質などについて細かい規定があるが、 JASの基準に合格した構造用合板にはマークがスタンプされている。現在、住宅に使われているものとしては、 9.0、12.0、15.0mmの厚さのものが主流。近ごろでは、根太を省略して作業の効率化をはかり、 防音性や耐震性を高めることを目的とした30mm前後の構造用合板を住宅に使用する工法もあります。

(剛床剛壁工法など)


サイディング

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 サイディングとは、外壁に張る乾式の板状の外装材の総称です。工場で生産された製品が一般的で、耐火性や耐久性などに優れたものが多いです。 種類としては セメント(窯業)系、セラミック系、金属系サイディングなどがある。色柄などデザインがとにかく豊富で、比較的安価なため、 多くの住宅の外壁として施工されています。金属系サイディングは、耐久性が高く軽量なので、リフォームにも向いている。


ガルバリウム鋼板

京都市山科区椥辻 横田満康建築研究所の事務所入口 ガルバリウム鋼板とは、耐食性、耐熱性、加工性などに優れたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板です。 住宅・事務所・店舗・工場などさまざまな建築物に使用され、住宅では外装材(屋根材・サイディング)として使用されることが多く、 デザイン性も良くなりました。 ガルバリウム鋼板のめっき組成は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなり、耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性などのアルミニウムの特質と、 亜鉛が鉄の溶解を防止する犠牲防食作用と鋼板から錆を守る被膜保護作用で優れた耐久性を発揮。 溶融亜鉛めっき鋼板(通称トタン板)の3~6倍以上の耐久力など、優れた特性をもつことから、風雨にさらされるような外部をはじめ、 過酷な環境にさらされる部位に使われることも多い。


品確法ひんかくほう

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」のことです。「住宅品質確保促進法」とも言います。 住宅のクオリティを高め、ユーザーの利益などを保護し、トラブルを円滑に解決することを目的に制定された法律です。 この法律は次の3つが大切な部分です。

1.消費者でも性能を比較できるよう共通ルールを定めた住宅性能表示制度が決められました。
2.裁判に至る前にトラブルを解決する住宅紛争処理体制が確立されました。
3.新築の基本構造部分の10年保証を義務づけた瑕疵担保責任が確定されました。


住宅性能表示制度じゅうたくせいのうひょうじせいど

住宅の基本的な性能の表示ルールを定めて、ユーザーに情報開示すると同時に、第三者機関が評価する制度です。従来は、住宅メーカーや不動産業者などが独自に性能を表示し、また項目もバラバラだったため、ユーザーが相互に比較することが出来ませんでした。 これに対して、項目ごとに等級で表した日本住宅性能表示基準を設け、指定住宅性能評価機関が評価を行ないます。 ただし性能表示と第三者機関の評価は任意で各業者が指定できます。

・住宅性能表示基準の主な項目
1 構造の安定 耐震性
耐風性
耐雪性
2 火災時の安全 完治警報装置
避難・脱出対策
耐火性
3 劣化の軽減 劣化対策
4 維持管理 配管更新性等
5 温熱環境 省エネルギー対策
6 室内空気環境 ホルムアルデヒド対策
換気対策
科学物質濃度測定
7 光・視環境 開口率・方位
8 音環境 防音・遮音性
9 高齢者対応 バリアフリー対策

耐震シェルター

耐震シェルター 出典:東京都耐震ポータルサイト

耐震シェルターとは大地震による家屋の倒壊にも耐えられるよう住宅内の一室を強固に耐震化した部屋や空間のこと。建物全体を耐震化する耐震工事と比べて簡単な工事で済むことや比較的安価に耐震化できることがメリットとしてあげられる。震災時の死亡の原因は家屋の倒壊などで圧迫による死亡が大きく占めている一方で建物が少しの倒壊に留まったことや家具が倒れて空間ができたことが幸いして圧迫死を間逃れたというケースも多数報告されている。このように圧迫による死亡を防ぐために「とにかく震災時に命を守るために逃げる部屋」として効果があることから耐震シェルターのように部分的な耐震補強に対して一部の自治体では助成制度を設けるている。

参考・出典:簡易耐震補強の耐震シェルターとDIYでできる地震対策のまとめ


耐震等級たいしんとうきゅう

社会問題にもなっている耐震偽装問題。
等級1を基準として、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級です

等級 1
数百年に一度発生する地震(東京では震度6から7程度)の地震力にたいして倒壊、崩壊せず、数十年に一度の発生する地震(東京では震度5強程度)の地震力に対して損傷しない程度 (建築基準法同等)

等級 2
等級1の1.25倍の地震力に対抗できる構造

等級 3
等級1の1.5倍の地震力の対抗できる構造

という内容ですが、良くわからないと思います。簡単な説明として、木造軸組み工法で代表的に使われる筋交で説明します。

実際は基礎・躯体・屋根などたくさん違ってきますが、あくまでも簡単に比べて書いています。
参考までとして考えてください。
等級1の筋交(耐力壁)を1としますと
等級2の筋交(耐力壁)は1.5倍ぐらい必要とされます 。
等級3の筋交(耐力壁)は約1.8倍必要とされます。

建築基準は地震力最低基準でクリアしたと言うことですので、
建築基準に適合しているから安全とはいえるかどうか?

しかし、今建っています建物のほとんどは、この1の等級もクリアしていない建物がほとんどですね?
国が基準をもっと早く決めていたら・・・。
地震対策として県などから費用が出ていますので、これを利用するも良い方法ですね
(費用の金額は各自治体にて違っています。これも?ですね)

詳しくは、市などのHPをみて探してください 。




その他

平米(㎡)、坪、畳へいべい、つぼ、じょう

不動産やリフォームの打ち合わせの際に、よく出てくる広さを表す単位。 一般の方には、なかなか感覚がつかみづらいので、平米(㎡)、坪(つぼ)、畳(じょう)を 図にして簡単に説明します
広さの単位

平米(㎡)から坪・坪から平米(㎡)への計算方法
平米(㎡) × 0.3025=坪
坪 ÷ 0.3025= 平米(㎡)
坪 × 2 =畳

ex.100㎡を坪数にする場合の計算方法
100㎡ × 0.3025 = 30.25 坪

ex.100坪を平米(㎡)数にする場合の計算式
100坪 ÷ 0.3025 = 330.57㎡

1坪・1平米(㎡)・1畳当たりの面積換算
1坪・1平米(㎡)・1畳当たりの表示は以下のようになります。

・1坪=3.31㎡(3.30578)=2畳
・1㎡=0.3坪(0.3025)=0.6畳
・1畳=0.5坪=1.65(1.6562)㎡

契約書や登記では、坪よりも正確な平米(㎡)が使われています。 平米(㎡)数のイメージを持っておくと土地や部屋の大きさのイメージがつかめます。


ホームインスペクション住宅診断

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通した専門家が、第三者的な立場および専門的な見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行うことです。 診断の方法は、目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。


ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒドは毒性が強く、刺激臭のある無色の気体で、有機溶媒として使われるメタノールを空気酸化することで作られます。接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられてます。建材から空気中に放出されることがあり、低濃度でも人体に悪影響を及ぼし、いわゆる「シックハウス症候群」の原因物質のうちの一つとして知られている。


シックハウス症候群

化学物質を放散する建材や、内装材の使用などで、新築、リフォーム後の住宅において、居住者の様々な体調不良が生じている状態をシックハウス症候群と呼びます。病状が多様で症状発生の仕組みをはじめ未解決な部分も多く、様々な複合要因が考えられます。原因の一部としては、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやVOC(トルエン、キシレンその他)などの揮発性の有機化合物が原因と考えられています。


瑕疵担保責任かしたんぽせきにん

住宅における瑕疵担保責任とは

瑕疵担保責任とは、通常の注意を払っても居住に支障を来すような隠れた欠陥がわからなかった場合、売り主が買い手に対して負う責任で、その物件の修理や契約の解除をしなければならないと法律で定められている責任のこと。特に中古物件の購入の前にはこの点について確認しておくようにしましょう。

引用:欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと


欠陥住宅けっかんじゅうたく

欠陥住宅とは

欠陥住宅とは、建築基準法などの法令を満たしていない住宅や、設計図の通りに施行されていない住宅や、安全性などの観点から通常の居住に支障を来す住宅のこと。

欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと 出典:欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと

欠陥住宅を生み出す背景

技術や知識不足のために起こる施行不良や設計ミスの場合や、コスト削減のため故意に施行の省略をする手抜き工事がおこなわれることがある。また、解体して覗いてみないとわからないような害虫による侵食や腐食などと様々な理由がある。厳しい予算での工事の際、見える部分のデザインを優先するあまり隠れた部分でのコスト削減をおこなうために手抜き工事することから結果的に欠陥住宅となってしまうケースがよくある。中古住宅ではシロアリ被害・腐食・雨漏り・給排水の不備などがよく見られる。

引用:欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと


施主支給せしゅしきゅう

施主支給でおしゃれな洗面台リフォームをした事例 出典:施主支給品でおしゃれな洗面化粧台にリフォームをした事例

施主支給とは施主が建材や部材や設備機器などを自ら調達して工務をおこなう者(ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店など)に支給すること。 思い出の品や国内で手に入らない品やワンオフ品(一点もの)など施主の好みのもの選択できることや、施主自ら調達することで仕入れ元との中間マージンが無くなるという点からコスト削減につながるなど様々なメリットがある一方で、 調達したものに不良品があった場合の責任の所在やその対応などでさらに時間や金銭的なコストが掛かるなどのトラブルも起こりやすい事実もある。 消費者が施主支給を検討する際はデメリットを踏まえておくことが望ましい。

参考・出典:横田建築の基本的な考え



気軽に参加できる住まいづくり相談会&勉強会【東京・京都で実施/参加無料・予約制】


お問合せ 見学・ご相談 メディア掲載 アクセス