おしえて!自然素材
 
 
柿渋/柿しぶ
『柿しぶ』って何?
柿しぶの主成分カキタンニンは、空気中で酸化し、凝固しやすい性質があります。この性質を利用して、塗料・染料をはじめ、防腐剤・補強材・防水材など様々に利用されてきました。
夏の時期のまだ青い「しぶ柿」を原料とし、その実を皮ごとすり潰し、絞った汁を発酵させて作ります。1ヶ月程するとジューシーだった汁は赤茶色に変化し、柿しぶ独特の酸味を帯びたにおいが出てきます。その後約1年以上熟成させれば完成。
ちなみに柿しぶには「ボーメ度」と呼ばれるカキタンニンの濃度があり、「ボーメ度」が大きい程タンニンの量が多く、若干色の濃さにも違いがあります。タンニンの多い柿しぶの方が、上質とされているようです。
 
 
無臭柿渋/無臭柿しぶ
『無臭柿渋』って何?
柿しぶ唯一の難点が、その「臭い」にあります。酸味を帯びた有機的なその臭い。人によっては『耐えられない』という声も…。そんな方におススメなのが『無臭柿渋』です。
柿しぶの臭いのもとは、どうやら発酵段階で発生する不純物。無臭柿渋は主成分のカキタンニンはそのままに、不純物のみを、ろ過して作るようです。
実際に無臭柿渋を使用してみましたが、塗装中も、臭いはまったく気になりませんでしたよ(^−^)
 
 
『ベンガラ』って何?
ベンガラは、酸化第二鉄を主成分とした無機顔料のこと。もちろん化学物質を一切使用していない自然素材です。発祥はインドのベンガル地方だったことからその名が付いたと言われています。ベンガラと同じ主成分の鉄黄・鉄黒を合わせて、紅色だけでなく赤紫・黄色・黒などの色もあり、塗料以外にも食品、化粧品、インキ等に幅広く利用されています。
柿渋との配合目安は 柿渋6〜7:ベンガラ1(重量比)の割合で、よく混ぜ合わせて塗装してください。(詳しくは購入先のベンガラ使用量目安を御参考にして下さい)
 
『亜麻仁油』って何?
亜麻仁油(あまにゆ)は、建築・工芸で木部仕上げに使われる乾性油の一つです。(他に桐油、荏油などがあります)
亜麻仁油は塗装後木材表面に塗膜をつくり、つやが出ます。
ベンガラ塗装後の色落ち防止と、撥水性等の処理の為、仕上げに塗装してください。
ホームセンターなどでも販売されています。
尚、乾性油塗装の際に使用したウエスは、外気温が高温になると自然発火する恐れがありますので、水に浸してから処分しましょう!!
 
 
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