横田満康建築研究所 > CRUST > 不動産・中古物件購入 > 欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと
Crust 住まいと暮らしを楽しくするWEBマガジン
不動産・中古物件購入

欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと

コストリフォーム不動産中古住宅建築コラム欠陥住宅瑕疵基礎知識 欠陥住宅をつかまされないために知っておきたいこと

悪徳不動産会社から欠陥住宅をつかまされたお話やリフォームする際に住まいを解体してみたら実は手抜き工事をされていた欠陥住宅だったことが判明することがたびたびあります。 中古物件など不動産の購入はとても大きな買い物ですので泣き寝入りする前に知っておくと為になることをアドバイスしていきます。

そもそも欠陥住宅とはどんなものをいうのか?

欠陥住宅とは、建築基準法などの法令を満たしていない住宅や、設計図の通りに施行されていない住宅や、安全性などの観点から通常の居住に支障を来す住宅のことです。

そもそも欠陥住宅とはどんなものをいうのか?

そのような欠陥住宅を生み出す背景として、技術や知識不足のために起こる施行不良や設計ミスの場合や、コスト削減のため故意に施行の省略をする手抜き工事がおこなわれることがあります。また、解体して覗いてみないとわからないような害虫による侵食や腐食などと様々な理由もあります。 厳しい予算での工事の際、見える部分のデザインを優先するあまり隠れた部分でのコスト削減をおこなうために手抜き工事することから結果的に欠陥住宅となってしまうケースがよくあります。中古住宅ではシロアリ被害・腐食・雨漏り・給排水の不備などがよく見られる。

隠れた欠陥を知らずに買ってしまう前に、まず瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)について知っておこう!

欠陥住宅の中古物件を購入してしまう前にまず知っておきたいのは「瑕疵担保責任かしたんぽせきにん」です。 瑕疵担保責任とは、通常の注意を払っても居住に支障を来すような隠れた欠陥がわからなかった場合、売り主が買い手に対して負う責任で、その物件の修理や契約の解除をしなければならないと法律で定められている責任のことです。 中古物件の購入の前にはこの点について確認しておくようにしましょう。

修理に1,000万円もかかり泣き寝入りすることも!

瑕疵担保責任があるとはいえ、不動産会社の倒産してしまったりと売り主に支払い能力がない場合、その責任を取れないということもありますので注意が必要です。 中には築年数が古く建物にまったく価値が無い物件や、あまりにも相場より安い物件の場合は売り手の瑕疵担保責任を免責する(無くす)ことが条件として契約に盛り込まれていることがあります。 このような場合、修繕にたくさんの費用が掛かってしまい泣き寝入りするなんていうことになりかねません。 物件について慎重に調べておかないと、たとえ大手の不動産会社が仲介していても万が一のことがあった時に何も対応してくれないなんていうこともよくありますね。 中古住宅物件を一般の方が注意して調べても欠陥があるかどうか判断することは難しいので建築家や住宅に精通した専門家に一緒に見てもらうことも良いと思います。

建築のプロに相談したりアドバイスをもらってみよう!

建築のプロに相談したり、アドバイスをもらってみよう! 出典:住まいづくり勉強会&相談会

私たちの建築設計事務所では「不動産購入の基礎について勉強したい!」「中古住宅を購入して自由な間取りにリフォームしたい!」などとお考えの住いづくりの初心者の方を対象に、 世間話しする感覚で気軽に参加できる勉強会や相談会を時機に応じて開催しています。 この勉強会の参加者は、建築家が一緒に現地に同行して物件の良し悪しをプロの目線でアドバイスする「住宅購入サポート」も受けられます。 各社このようなイベントを無料でおこなっていますので、アドバイスをもらったり知識を身に付けるのに活用するのもおすすめです。

実際にあった手抜き工事や欠陥住宅の事例を紹介

私たちのもとには、一般の方やTV局の方からたびたび相談や調査依頼がきます。その中で目の当たりにしてきた欠陥住宅の中から一部の事例を紹介します。

シロアリと手抜きリフォームで崩壊する寸前の家 出典:シロアリと手抜きリフォームで崩壊する寸前の家

このままでも充分に住める状態かと思いきや、シロアリ被害による欠陥を解体しないとわからないよう丁寧にリフォームされていたという悪質な手抜き工事の事例です。 いつ床や壁が落ちて崩壊してもおかしくない状態でした。
※この欠陥住宅事例は毎日放送の報道番組「VOICE」で大きく取り上げられました。
その他のメディア掲載事例はこちらより


キクイムシの異常発生で住めない家 出典:キクイムシの異常発生で住めない家

築2年の3階建ての家全体にキクイムシの被害で穴だらけになっている事例です。お住いの方は怖くて住めないと、ホテル暮らしをしているとのことでした。
※この欠陥住宅事例は毎日放送の報道番組「VOICE」より依頼の欠陥住宅の調査でした。
その他のメディア掲載事例はこちらより


梁・床がいつ落ちてきてもおかしくない家 出典:梁・床がいつ落ちてきてもおかしくない家

リフォーム工事のために解体したときに梁が柱にしっかり繋がっていなく、いつ床が落ちてきてもおかしくなかったと判明した人命を脅かす欠陥住宅の事例です。


隣の建物に食い込んでいる家 出典:隣の建物に食い込んでいる家

何年も住まれていなかった中古物件を購入してリフォームする時に、解体したら家自体が隣の家に食い込んでいることが発覚した悪質な手抜き工事の欠陥住宅事例です。


ぜひ勉強してから中古物件購入に臨んでください!

このような欠陥住宅の事例は氷山の一角に過ぎません。解体して判明する手抜き工事や欠陥住宅は私たちが手がけた物件だけでもよく見かけます。また、このような欠陥住宅をつかまされ人生を狂わされてしまう人もいます。

ぜひ勉強してから中古物件購入に臨んでください! 出典:住まいづくり勉強会&相談会

一生ものの大きな買い物ですので物件を購入する前に、住まいづくり勉強会&相談会に参加して知識をつけたり、腕の確かな建築家にサポートしてもらうのも検討してみてください。

お問合せ 見学・ご相談 メディア掲載 アクセス